未成年者151人に異常行動=インフル感染で飛び降りなど−厚労省
11月30日22時41分配信 時事通信
インフルエンザに感染した未成年者151人が、突然飛び降りるなどの異常行動を
起こしていたことが30日、厚生労働省研究班の調査で分かった。
抗インフルエンザ薬タミフルを服用していなかった例も含まれることから、
同省は薬の有無にかかわらず異常行動を起こす恐れがあるとして、
「診断後少なくとも2日間は、未成年者が1人にならないように」などとする注意事項をまとめ、医療関係者に通知した。
9月25日から今月15日までに報告された分で、大半が新型インフルエンザに感染していたとみられるという。
151人(男110人、女41人)の年齢は1〜17歳で、26人がタミフル、36人がリレンザを使
用していたが、11人は何も服用していなかった。残りは詳細が分からないか、解熱剤を使用したケース。
特に重大な異常がみられたのは69人で、内訳は飛び降りが8人、走り出した人59人。両方起きた例が2人だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091130-00000204-jij-soci