ことし4月に行われた全国学力テストの結果を岡山県教育委員会が分析したところ、家でテレビゲームで
遊ぶ時間が長い子どもほど、テストの正答率が低かったことが明らかになりました。
全国学力テストは、小学6年生と中学3年生を対象に、ことし4月に行われ、県教育委員会は子どもの
学力と生活状況との関連についての分析をまとめました。
それによりますと、中学3年生の数学の応用問題では、家でテレビゲームをする時間が
「一日あたり1時間以内」と答えた子どもの正答率の平均が59点8%だったのに対し、
「4時間以上ゲームをする」と答えた子どもは41点8%と、18ポイント下回りました。
ほかの教科でも正答率に10ポイント以上の差があったということです。
県教育委員会では「テレビゲームをする時間の管理がしっかりできない子どもは、
計画的な学習もできていないと考えられる。親子で話し合ってルールを決めてほしい」
と話しています。
http://www.nhk.or.jp/okayama/lnews/02.html