中田「トラの二神」にリベンジ誓った…中日3位
中日のドラフト3位、亜大・中田亮二内野手(22)が、阪神のドラフト1位、法大の右腕・二神にリベンジを誓った。24日、都内のホテルで契約金6000万円、年俸1200万円で仮契約。
高校時代に甲子園出場を辞退した苦い思い出を胸に、プロでは先に活躍してみせる。
今でも忘れない。明徳義塾高3年の2005年夏、二神を擁する高知を県大会決勝で延長戦の末に破り、甲子園出場を決めた。しかし、その後に不祥事が発覚し、開幕の2日前に出場辞退。
高知が代替出場した。「今となってはいい経験。それを生かして大学でここまで来られた」と中田は前を向いた。
指名順位は二神に劣るが、171センチ、115キロの巨体と笑顔、空揚げなら100個は軽いという“食いキャラ”で、スター性は十分。
大学では一塁手だったが、試合出場の可能性を広げるため三塁も練習中。「同級生には誰にも負けたくない」と言い切った。
「(二神は)球の切れと伸びがすごかった」という高3夏の決勝は無安打に終わったが、心身ともにぐっと大きくなった姿を見せつける。
http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/baseball/npb/news/20091125-OHO1T00104.htm