毎日新聞「記者クラブ解放して誰か自殺したらお前責任取んのかオラァァァ」

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1 イカ巻き(アラバマ州)

 日本特有の悪しき制度、記者クラブ。日本の大手マスコミしか基本的に加入でき
ない会員制度を設けており、会員以外を記者会見からシャットアウトするこの制度
を、ニューヨーク・タイムズが記事として取り上げていた。

 記事の主な内容は、この制度のために亀井金融相が週に2回連続して記者会見
を開いているというものだが、この中で記者クラブの廃止について聞かれた毎日新
聞の古田信二記者が、驚きの回答をしていた。

 「(記者クラブは)そんなに閉鎖的ではありません。ケース・バイ・ケースで非会員
の参加も認めています。(仮に廃止したとして)もし偽ジャーナリストが記者会見中
に自殺や焼身自殺をした場合、一体誰が責任を取るのですか?」

 この記者は何を言っているのだろうか? 記者クラブは国境なき記者団をはじめ、
EUやOECDに「閉鎖的だ」として批判され続けている。外国政府が圧力をかけなけ
れば門戸を開かない記者クラブのどこが“解放的”なのだろう。

 さらに自殺? 責任? もう意味が分からない。海外では記者の事前登録制によ
って保安性は高められているうえ、政府首脳などVIPの記者会見への出席はベテ
ラン記者に限られている。どこの誰が自殺するのかぜひとも教えて欲しい。

 結局彼らは自分たちの利権を失いたくないがために、なんくせをつけているだけ
なのだ。毎日新聞の記者の発言にそれをみた。

http://digimaga.net/2009/11/lol-mainichi-shinbun-said-who-takes-responsibility.html