ニュージーランド:覚せい剤所持容疑で日本人4人を逮捕
ニュージーランド・オークランドの警察当局者は13日、覚せい剤計6キロ=末端価格600万ニュージーランドドル(約4億円)相当=を
所持して入国しようとしたとして、日本人4人を10、11日にオークランド国際空港で逮捕したことを明らかにした。
4人はマレーシアを拠点とする国際密輸組織の運び屋として、マレーシアから覚せい剤を持ち込んだとみられるという。
当局者によると、4人はタキグチ・カズヒコ(39)と妻タカコ(31)、タナカワ・ヨシノリ(42)、トダ・トシユカ(50)の各容疑者(漢字は不明)。
いずれもクアラルンプール在住。
当局は4人のスーツケースから覚せい剤メタンフェタミン計6キロを押収。ニュージーランドで今年最大の押収量とされる。
タキグチ容疑者夫婦はマレーシアからシンガポール経由で、ほかの2人はシドニー経由で、
それぞれ10、11日にオークランド国際空港に到着し、逮捕された。有罪が確定すれば最高刑は終身刑。
当局は、覚せい剤の受け取り役とされるイラン系ニュージーランド人の男2人もオークランド市内のホテルで逮捕した。
警察は、マレーシアを拠点とする、イラン人などが関与する密輸組織が背後にあるとみている。(共同)
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20091114k0000m030140000c.html