自民、公明つなぎ留めに懸命 幹部協議復活するも公明は冷ややか

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1 拘束衣(鹿児島県)

公明つなぎ留めに自民懸命 同床異夢の幹部協議復活

 野党転落後、途絶えていた自民、公明両党の幹部協議が18日、復活したが、
政権奪還への有力パートナーとして公明党をつなぎ留めたい自民党の思惑が先行。
公明党は中立路線に傾く同床異夢の交流再開となった。

 18日朝、都内のホテルに自民党の大島理森、公明党の井上義久両党幹事長のほか国対委員長らが参集。
朝食を取りながら、国会対応から米軍再編まで議論し、与党側に集中審議や党首討論を求めることで一致した。

 ただ今後については自民党の川崎二郎国対委員長が記者団に「月に1回くらい」と定例化を強調したのに対し、
公明党の漆原良夫国対委員長は「必要に応じて」と説明。自民側は「選挙のことも話題に出た」としたが、公明側は否定した。

 最近、自民党は国会対応で民主党と協議する際、公明党に事前通告するなど配慮を見せている。
しかし公明党の山口那津男代表は18日の記者会見で「国民が求める政策に関しては自民党のみならず
幅広い連携があった方がいい」と冷ややかな姿勢を見せた。

http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009111801000771.html