「○○ください」等の悪質な書き込みしてる違法ダウンロード者にも損害賠償請求していきます

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1 ノギス(埼玉県)

“ダウンロード違法化”を盛り込んだ改正著作権法が2010年1月1日に施行されることを受け、日本レコード協会(RIAJ)の石坂敬一会長が18日、記者懇談会であいさつし、
音楽の合法ダウンロード市場の形成に重点的に取り組むスタンスを示した。
まずは著作権の啓発活動に取り組むとしており、すでに「守ろう大切な音楽を♪」と題したキャンペーンも展開している。

ダウンロード違法化”とは、違法に配信されている音楽・映像を、違法と知りながらダウンロードすることを、私的使用目的であっても権利侵害とするもの。
私的使用のための複製について規定した著作権法第30条の改正により盛り込まれた。
この法改正について石坂会長は「長い間、レコード協会が宿願として目指していたもの。文化庁のたいへんな尽力と関係諸団体の協力を得て実現した」とコメントした。

(中略)

なお、改正著作権法が施行され、“ダウンロード違法化”となった後も、違法ダウンロードを行った者への罰則は設けられていない。
今後もアップロード者に対しては刑事告訴や損害賠償請求という手段をとっていく一方で、
ダウンロード者に対しては、現段階では啓発キャンペーンを通じて訴求していくというスタンスだ。

ただし、違法音楽配信サイトの利用者の中には、特定の作品を指定して違法アップロードを促すような書き込みをするなどの事例も見かけられるとしており、
そうした悪質な違法ダウンロード者に対しては、同様に損害賠償請求も検討していくことになるという。

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091118_329854.html