子供の自殺が過去最多 インターネットのせい 日本の総数11年連続3万人超 自殺死亡率は1位

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1 真空ポンプ(三重県)

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091117AT1G1700A17112009.html

学生・生徒の自殺最多 対策白書、総数11年連続3万人超

 政府は17日の閣議で、2009年版の自殺対策白書を決定した。
 08年の自殺者は3万2249人(警察庁調べ)と前年より844人減ったものの、11年連続で3万人超の高水準となった。
 職業別では、学生・生徒の自殺が972人と過去最多だった。
 人口10万人当たりの自殺者数「自殺死亡率」は23.7で世界第8位、日米欧主要7カ国(G7)ではトップだった。

 自殺原因は2万3490人(全自殺者の72.8%)が判明。そのうち「健康問題」が1万5153人(64.5%)でトップだった。
 「経済・生活問題」が 7404人(31.5%)、「家庭問題」が3912人(16.7%)と続いた。
 自殺死亡率の国際比較では「欧米の先進諸国と比較しても高い水準」と指摘した。

 過去最多となった学生・生徒の自殺への対策としては「夜間や休日など子供がいつでも相談できる体制の構築」の必要性を挙げた。
 一方、ブログやメールを介したいじめが自殺を招く恐れがあるとも指摘。
 青少年がインターネットを利用する際のフィルタリング(閲覧制限)の普及に加え、学校、家庭、地域が一体で情報モラル教育の推進
 に取り組むよう求めた。(11:43)