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663 はんぺん(東京都)
EU初代大統領にファンロンパイ氏


EU大統領、初代はベルギー首相のファンロンパイ氏
 【ブリュッセル=岐部秀光】欧州連合(EU)は19日夜(日本時間20日未明)、ブリュッセルで開いた臨時首脳会議で、
初代の大統領(首脳会議の常任議長)にベルギー首相のヘルマン・ファンロンパイ氏(62)を全会一致で指名した。
初代の外相級ポストの外交安全保障上級代表には英国出身の女性で欧州委員(通商担当)のキャサリン・アシュトン氏(53)が就任することが決まった。

 両ポストはEUの新たな基本条約「リスボン条約」が12月1日に発効するのに伴い新設され、
首脳会議や外相理事会で決める政策の優先順位や方向付けで一定の影響力を持つことになる。
EUは新体制のもとで全体の政策の継続性や一貫性を確保しやすくなり、意思決定も速まるとみられ、内外への影響力が一段と高まる可能性がある。

 EU大統領は米大統領のように議会から独立した強い権限は持たないものの、最高意思決定機関である首脳会議の議長を務め、
20カ国・地域(G20)首脳会議などにも「EUの顔」として出席する。執務開始は来年1月1日になる。(10:16)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091120AT2M2000I20112009.html
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091120AT2M2000I201120091F.jpg


 ファンロンパイ首相は記者会見で「(欧州文化の)多様性を尊重することなしに結束を築くことはできない」と述べ、
小国の意見や立場に配慮しつつEUを運営する考えを示した。アシュトン委員は「女性として初の上級代表になったことを誇りに思う」と語った。

 EU大統領をめぐっては、英国がブレア元首相を推したが、独仏は、欧州議会の第一党である中道右派に属し、小国の支持も集めやすい
ファンロンパイ首相を支持。ベルギー国内の民族・文化的対立を収拾した経験を持つ同首相の手腕が、欧州統合に役立つと評価された。

 12月1日に発効するEUの新基本条約「リスボン条約」で新設される大統領は、これまで6カ月交代の議長国が仕切ってきた首脳会議(欧州理事会)
の議長役を2年半の任期で務める。外相はEUの執行機関である欧州委員会の副委員長を兼ね、任期は5年。
ttp://www.chunichi.co.jp/s/article/2009112090121920.html