ゲームプロデューサー「映画にも過激な暴力表現があるのにゲームばかり問題視されるのは理解出来ない」

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ノイズe(静岡県)

テロリストとなって空港を襲撃する映像が発売前にネットに流れ、多くの海外ゲームメディアの他、
FOX ニュースにまで取り上げられる事となったCall of Duty: Modern Warfare 2。

このシーンの収録が判明した事により、オーストラリアで発売禁止になる可能性も囁かれたりと
各方面で大きな波紋を呼ぶ事態となりました。この一連の騒動を見て、PS3で発売が予定されて
いるアドベンチャーゲームHeavy Rainのエグゼクティブプロデューサー、Guillaume de Fondaumiere氏
は苦言を示しています。

|“この事についての私の見解は非常に簡単です。
|例としてテレビゲームが映画とは別に扱われる理由が全く理解できないのです。
|私はゲーム開発者が適当だと考えたように、彼らが表現するビジョンを自由なままにするべきで
|あると思います。

|あの場面を取り入れた時Infinity Wardの開発者の心には非常に明確なものがあったと思います。
|私達にとって本当に危険であるのは文脈を無視してそのようなシーンを取り上げることです。
|どのような映画でも一つのシーケンスを抜き出して話をでっち上げると、道徳心が欠けていたり、
|度が過ぎているように見られます。これは殆どのテレビゲーム(メディア)に置いて当てはまる事です。”

対するHeavy Rainはプレイヤーの取った行動によりストーリーが変化する自由度の高いシステムが
採用され、セクシャルな表現も含まれた大人向けのタイトルとなっており、そのような作品を作る
開発者にとっては危惧せざるを得ない心境なのかもしれません。

Game*Spark
http://gs.inside-games.jp/news/209/20958.html