「無税ならブルネイに移住」=鳩山首相が不用意発言

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 【シンガポール時事】鳩山由紀夫首相は14日、シンガポールでブルネイのボルキア国王と会談し、
「国民に税金が課されていないと聞いた。日本国民もブルネイに移住したいと考えるだろう」と、
「所得税は無税」(国王)という同国の税制をうらやむような発言をした。

首相自身が資産報告漏れで「脱税の疑い」を指摘されている中、不用意な発言と言えそうだ。
 
 首相は10日に、株式取得などの記載漏れがあったとして、2008年までの7年分の資産報告書など
を訂正したばかり。自民党が「脱税の可能性が含まれていると言わざるを得ない」(大島理森幹事長)と
批判したのに対し、首相は「税はしっかりと払っている。疑いという言葉で大くくりされたら、とてもつらい」
と反論していた。(2009/11/14-14:34)

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009111400248