毎日新聞の政策情報誌「毎日フォーラム−日本の選択」のシンポジウム
「政治は変わったか〜民主政権の課題と自民再生への展望」が12日、
東京都内で開かれた。
仙谷由人行政刷新担当相は、来年度予算の圧縮を目指す「事業仕分け」について
「これまで一切見えなかった予算編成プロセスのかなりの部分が見えることで、
政治の文化大革命が始まった」と意義を強調。
そのうえで「見直し、縮減との結論が出た項目でも、
予算を付けなければならないことも出てくる」と述べ、
最終的には仕分け結果の当否を政治判断する考えを示した。
これに対し、自民党の石破茂政調会長は
「スピーディーだが、乱暴だ。いったん『無駄だ』といえば
イメージが定着し、ひっくり返すのは難しい」
と指摘し、拙速な議論にならないよう求めた。
シンポジウムには飯尾潤政策研究大学院大副学長らも加わり、
約400人が参加した。
【坂口裕彦】
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091113k0000m040079000c.html