【貧困】母子家庭平均年収236万円。先進国最低
「ひとり親世帯」貧困率、先進国で最下位
54.3%。これは、「貧困」に分類される母子家庭と父子家庭、いわゆる「ひとり親世帯」の割合です。厚生労働省が13日、初めて発表したこの数字、先進国の中では最下位とみられることがわかりました。
「ひとり親世帯の半数以上が貧困世帯にいるということであります。恥ずかしい現実恥ずかしい数字」(山井和則 厚労政務官)
貧困率は、世帯所得の平均の半分以下で暮らす人の割合です。13日に初めて発表された「ひとり親世帯」の貧困率は、2007年の調査で54.3%と5割を超え、OECDに加盟する先進30か国の中では、最下位とみられることがわかりました。
大人が2人以上いる世帯の貧困率は10.2%で、ひとり親世帯は際立って貧困率が高くなっています。
ひとり親世帯の7、8割が母子家庭とみられ、山井政務官は「母子家庭の母親の半数以上が正社員になれず、平均収入が236万円と低い」と指摘しました。(13日17:45)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4282828.html