大阪市北区で10月、大阪市西区の会社員の男(39)が腹などを刺され、
重傷を負ったとされる殺人未遂事件で、男がうその被害申告をしていたことが分かり、府警天満署は4日、
軽犯罪法違反(虚偽申告)容疑で男を書類送検した。男は「自殺を図ったが死にきれず、
そのことを人に知られたくなかった」などと話しているという。
送検容疑は10月6日午前6時ごろ、果物ナイフで自分の腹や胸などを刺して自殺を
図ったにもかかわらず、通報で駆けつけた天満署員に「男に刺された」と虚偽申告をしたとしている。
天満署によると、男は「人間関係や仕事などのストレスで精神的に病み、自殺しようと思った」
などと供述。果物ナイフは前夜にスーパーで購入し、自傷した後に川に捨てたという。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091104/crm0911042103034-n1.htm 男は当初、「前方から歩いて来た男と傘がぶつかり、いきなり顔面を殴られて刺された」などと説明。天満署は殺人未遂事件として捜査していたが、男の状況説明に矛盾があり、虚偽申告と判明した。