集団自殺失敗、意識不明の男性放置…3人逮捕
練炭で集団自殺を図って失敗した際、意識不明の男性を放置したとして、福岡県警は3日、
福岡市東区水谷1、大学4年清水孝(24)、住所不定、無職田中秀和(27)(本籍・大阪府)の
両容疑者と、住所不定の無職少女(19)(本籍・福島県)を保護責任者遺棄の疑いで逮捕した。
発表によると、3人は9月19日午後5時20分頃、練炭自殺を図って一酸化炭素中毒で意識不明と
なっていた広島県東広島市の無職男性(30)を福岡県久留米市新合川2のマンション駐車場に放置した疑い。
3人とも大筋で容疑を認めている。男性には記憶障害が残っているという。
清水容疑者は9月上旬頃、インターネットの自殺サイトで一緒に自殺する志願者を募集。
田中容疑者と少女、男性のほか、久留米市の女性(37)の4人が参加し、清水容疑者は4人の
集団自殺を手伝う「見届け役」となった。
4人は同日午前0時頃、同県矢部村の駐車場で、睡眠薬やビールなどを飲んだ後、レンタカー内で
練炭を燃やして自殺を図ったが、失敗。清水容疑者と意識があった田中容疑者、少女の3人は、
ぐったりしていた久留米市の女性を自宅に送ったが、男性は駐車場に放置していた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091104-OYT1T00774.htm