大阪市東住吉区の関西銀行(現・関西アーバン銀行)百済支店で2003年6月、男に約2000万円が奪われた強盗事件で、現場の消火器に残っていた指紋が、10月に覚せい剤取締法違反容疑で大阪府警に逮捕された建設作業員(35)のものと一致したことがわかった。
強盗事件で男は消火器を使って行員を脅しており、府警は、作業員が関与していた可能性があるとみて調べている。
事件は03年6月9日午後0時20分頃、タオルで覆面をしたヘルメット、作業着姿の男が、「消火器の点検です」と言って支店内に侵入、消火器のノズルを行員に向けて脅し、カウンター内の金を奪って自転車で逃走した。
男は25〜30歳くらい。消火器は支店内に残されており、複数の指紋が付いていた。
捜査関係者によると、作業員は10月上旬、大阪市西成区内で覚せい剤を所持していたとして現行犯逮捕され、その後、起訴された。
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20091031-OYO1T00623.htm