海上自衛隊の護衛艦「くらま」と、韓国籍のコンテナ船「CARINA STAR(カリナ・スター)」の衝突の一報を受け、
東京・市ケ谷の防衛省は27日夜、情報収集など対応に追われた。
火災が発生したこともあり、被害状況や負傷者の有無などを確認するため、海上幕僚監部の職員は電話にかじりついた。
報道機関からの問い合わせなどで電話は鳴りっぱなしの状態。
「まだ詳しい状況は、分かっていない。相手船についても調査中だ」。慌ただしく叫ぶような声が響いた。
午後9時30分過ぎ、「くらま」の負傷者1人は軽いやけど、という情報が入ると
、一瞬、ほっとした空気も流れたが、相手船の状況について詳細が不明なこともあり、すぐに張りつめた空気が戻った。
午後9時40分からは北沢俊美防衛相が緊急会見。
冒頭、「国民のみなさんにご心配、ご迷惑をおかけして極めて遺憾です」などと語った。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091027/plc0910272216028-n1.htm