退職者に年金を一括支給=現行水準で同意目指す−日航改革案
再建中の日本航空をめぐり、前原誠司国土交通相直轄の専門家チームは20日、
日航退職者に企業年金を現行水準で一括支給する改革案を固めた。来春にも高い給付利回りの受給者を同社の年金基金から分離。
その後、支給水準を下げ、年金運用の健全性向上を狙う。
約9000人の退職者などには「減額前の支給」と強調し、改革に必要な3分の2以上の同意を得たい考えだ。
政府や主力銀行は日航支援に向けて、年金の抜本的改革が不可避とみており、チーム案の実効性を精査する。
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2009102001090