深まる丹波の秋、家族連れら満喫
まちなか再発見や梅田神社例祭
さわやかな秋晴れとなった18日、亀岡市と南丹市の各地で、神社の創建1300年を祝う例祭や、
古い町並みを利用した住民手作りの秋祭りなどが開かれた。
多くの住民たちが音楽や旬の味覚を満喫し、ふるさとの魅力を見つめ直していた。
◇…南丹市園部町の本町通り一帯では、同町中心部に残る旧城下町の景観を考えるイベント
「まちなか再発見 そのべ本陣」の秋祭りが開かれた。
同町本町や新町の商店主らでつくる「まちなか再発見する会」が、地域のつながりを深めようと
今年2月から内容を工夫しながら、不定期に催している。
町家が並ぶ旧山陰街道の本町通りで、マツタケご飯や無農薬野菜の販売をはじめ、枝豆のつかみ
取りを行う「食の市」やサトイモなどを煮込んだ芋煮を味わう「芋煮会」などがあり、家族連れでにぎわった。
子どもと訪れた浅田妙子さん(39)=南丹市園部町新町=は「手作りならではのほのぼのとした雰囲気
がいいですね」と笑顔で話していた。
またこの日は、生身天満宮(園部町美園町)でも秋祭りが営まれ、みこしやよさこい隊が通りを練り歩き、
地元住民による和太鼓の演奏も行われ、秋の園部を盛り上げた。
http://www.kyoto-np.co.jp/static/2009/10/19/P2009101900068.jpg 生身天満宮のみこしが巡行し、多くの人でにぎわった本町通り一帯(南丹市園部町本町)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009101900068&genre=K1&area=K40