おまん小豆を特産品に…津幡の『会』 石川

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1 ノイズo(関西地方)

おまん小豆で源平おにぎり 特産化目指し津幡の『会』 
2009年10月18日

地元に伝わる「おまん小豆(あずき)」の特産品化に取り組む津幡町の住民らが十七日、
「〓利伽羅 おまん小豆の会」を結成した。商品化の第一弾として紅白のおにぎり「源平おにぎり」を販売する。 (山森保)

おまん小豆は、小豆の原種とされるヤブツルアズキ。長さ四ミリ程度の小粒の黒小豆で、
本州、九州に自生する。町内では富山県境の〓利伽羅地区に自生し、ため池の決壊から
住民を救うため人柱になった娘おまんゆかりの小豆として知られる。

源平おにぎりは小豆と山栗入りの二個入り。当面は町内のイベントでの販売を中心に
販路を開拓する。これまでは町観光協会などが手掛ける「つばた弁当」や学校給食に
小豆のみを提供していた。町の木曽義仲の大河ドラマ誘致とも連携し、
おまん小豆を発信する。既に数件の引き合いがあるという。

同会は生産者を含め約十人で発足。会長に就いた中多弘さん(69)=同町北横根=は
「品種改良された小豆と違って手間がかかるため、
全国を探しても津幡でしか栽培していない」と魅力をアピールする。七、八軒しか作付けしておらず、
町内の農家に協力を呼び掛け、生産拡大にも力を入れている。 

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20091018/CK2009101802000175.html
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