花巻東(岩手)の155キロ左腕・菊池雄星投手(3年)が17日、
同校で国内8球団と面談を行い、2日間にわたる国内12球団との
面談を終えた。この日、同校を訪れて指名回避を表明した広島、
ホンダ・長野久義外野手(24)の1位指名を表明している巨人を除き、
ドラフト史上最多の10球団による1位指名の可能性が浮上した。2日間で約6時間の面談を終えた菊池は笑顔で振り返った。
「高い評価をいただいているのは身に染みてわかったので、本当にうれしかった」。
この日も各球団は左腕が重要視している育成システム、施設の充実度などをアピール。
同時に「日本残留」を熱望した。
中日・早川チーフスカウトは菊池がメジャー挑戦を表明した場合でも1位指名することを宣言。
球団首脳が横浜高・筒香嘉智内野手の1位指名を公言している横浜もこの日、
堀井チーフスカウトが「菊池も1位のリストに入っている」と説明した。
ドラフトでは過去、1989年の野茂英雄(新日鉄堺→近鉄)、
90年の小池秀郎(亜大→ロッテ拒否)の8球団、
高校生では95年の福留孝介(PL学園→近鉄拒否)の7球団が最多だが、10球団指名も考えられる。
メジャーか、国内球団を選ぶのか問われると、菊池は「五分五分。メジャーの球団さんの
話も聞かないと」と言うにとどめた。19日からはそのメジャー8球団との面談が始まる。
「どちらの方が自分の力を伸ばせるか」を選択基準にするとした。
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/hs/news/20091018-OHT1T00018.htm スレタイ 菊池雄星投手がドラフト史上最多タイの10球団1位指名も 山田太郎選手(東京)に並べるか