「痴漢撃退シール」開発 半年以上たっても、手などに「×」のマークが付着

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1 ノイズx(東京都)

神奈川県シール印刷協同組合(横浜市、三浦順治理事長)は東海大学の隈本純研究室と共同で、痴漢被害に
あった時に犯人の手にインクをつけられる「痴漢撃退シール」を開発した。鉄道事業者や小売業者などに売り込む。
痴漢撃退シールは本体の両側に台紙が張ってある。まず一方の台紙をはがして携帯電話などに張っておく。
もう一方をはがすと赤いインクで書かれた「×」のマークが出現。痴漢被害に遭った時、インク部分を犯人の
手などに付ければ、電車を降りた後も識別ができる。
インクはこすっても消えにくいのが特徴。乾きにくいため、台紙を張って半年以上たっても、手などに「×」の
マークが付くという。
県内のシール業者は中小零細企業が多く受注生産が中心。単独では商品開発が難しいため、組合が
マーケティングを専門とする隈本研究室と組み、学生による市場調査などを参考に企画した。

http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20091014c3b1404s14.html