NHK京都支局の記者からの手紙が入っていた。(一部抜粋、個人名にかかる部分は一部変更)
金子さま、突然お手紙で失礼します。NHK京都放送局の記者です。
私は、NHKの記者として現在京都で司法の分野を担当しています。
結論から申しまして、公判の途中ですが、近々にNHKのインタビューに応じていただけないでしょうか。
趣旨は初公判の後の会見で、私が質問した内容と全く同じです。インタビューにでていただき、金子さん
の考えている「将来の著作権のあり方」について思う存分語っていただきたいと思うのです。
現に裁判では、弁護側がいわば的外れな見解を繰り返している間に、検察側は着々と犯罪事実の
立証に足る、最低限の条件をクリアしていっています。検察側と弁護側の争点が食い違っていますが、
検察側が争点を弁護側に合わせようとしないことからも明らかです。検察側としては弁護側と争点が
かみ合わなくても、むしろかみ合わず反論が内法が立証が容易だと考えているからに他なりません。
裁判は残念ながら、弁護団が躍起になって、金子さんの耳にタコができるほど吹き込んでいるような
結果にはならないでしょう。「悪あがき」をすればするほどあなたの評価は下がる一方です。そして、
あなたの描いた世界もきません。あるいは、その世界の到来まで我々は随分またなければなりません。
ネットユーザの中には、47氏が著作権のあり方を変えてくれると期待していた人が多くいたはずです。
保身のために、主張を覆す。それが、果たして「神」と呼ばれた人物のやるべきことでしょうか。
NHKのインタビューに応じて、その行動にいたった動機を正直に話せば、世間の納得は得られるはずです。
仮に有罪判決になってもインタビューに出て世間に本音をさらしたことで執行猶予がつくのは間違いありません。
逆に無罪を主張し続ける限り、減刑の余地はなく、実刑になる可能性も否定できません。
その点から考えれば、インタビューに応じることはかえって金子さんにとって有益であると言えると思います。
最後に度重なる無礼をお許し下さい。お返事お待ちしています
http://danblog.cocolog-nifty.com/attorneyatlaw/2009/10/post-785f.html