公明、参院神奈川補選も自主投票へ…自民に痛手
公明党は7日、参院神奈川補選(8日告示、25日投開票)で、自民党候補者を推薦せず、
自主投票とする方針を固めた。
公明党は同じ日程で行われる静岡補選でも自主投票の方針を決めており、自民党との
選挙協力見直しが来夏の参院選にも影響を与えそうだ。両補選での自主投票方針は、
8日の中央幹事会で正式に承認される。
参院神奈川補選をめぐっては、民主、自民、共産3党の各公認候補らが立候補を予定。
自民党は、公認候補への支援を公明党に要請していた。
神奈川補選の自主投票の方針は、公明党の井上幹事長と神奈川県本部代表の
上田勇・前衆院議員が7日、党本部で会談して決定した。会談で、
上田県本部代表は党本部の推薦を要請したが、井上氏は「党本部としては自主投票にしたい。
今の最優先課題は党の再建を図ることだ。現時点で明確な方針を示せる段階ではない」と説得した、という。
上田氏は県本部推薦も模索したが、最終的には執行部の判断を受け入れた。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091007-OYT1T01171.htm