咲のプロデューサー「売れるアニメを作るのはびっくりするぐらい簡単。けいおんの次に当たった、って感じ」
『咲-Saki-』『鋼の錬金術師』の田口浩司プロデューサーが語る、儲かるアニメの作り方
『咲-Saki-』『黒執事』などのアニメ化を手がけたスクウェア・エニックスの田口浩司氏は10月6日、
JAPAN国際コンテンツフェスティバルのイベント「劇的3時間SHOW」に登場、出版社が利益を確保
するためのアニメプロデュースの方策について語った。
8年間で30本ぐらいアニメをやって赤字はゼロ
(移る前に手がけていた)ゲームと比べて、アニメを使った出版ビジネスというのは実はとても簡単でした。
本当にびっくりするぐらい簡単でした。この8年間で30本ぐらいアニメをやってきましたが、出版社サイドとして
どれ1つとして赤字になっていません。
ウケるアニメのジャンルとは
田口 「なぜ、簡単なの?」というと、商売の基本なのですが「魚のいない所でいくら釣り糸を垂らしても魚は釣れません」
ということに尽きると思います。
(ターゲットが多いジャンルで)スクウェア・エニックスが得意としているのが、「萌え」「腐女子」「シュールギャグ」「王道少年漫画」です。
具体的に言うと、「萌え」のアニメは9月に終わったばかりの『咲-Saki-』です。
今年の上半期は『けいおん!』という恐ろしい作品があったのですが、その次に当たったという感じです。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0910/09/news003.html http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0910/09/news003_2.html