岬町長選と町議補選(欠員1)は4日、投開票され、
町長選は、無所属新人の元町議・田代堯(たかし)氏(65)が、
再選を目指した無所属現職・石田正弘氏(55)を小差で破り、初当選を決めた。
投票率は64・70%で、過去最低だった前回を3・20ポイント上回った。
町議補選は、無所属新人が当選を決めた。投票率は64・68%だった。
当日有権者数は1万5217人。
岬町では、少子高齢化が急速に進み、行財政改革などが争点となった。
田代氏は、役場のスリム化や事業の見直しを徹底する一方、
4月に実施された町立多奈川保育所の統廃合については、
「地域の衰退を招く」などと見直しを訴えた。
田代氏は、同町多奈川谷川の事務所で支持者らと万歳を繰り返し、
「町を変えていこうという有権者の思いを重く受け止め、
町の発展のために全力を尽くす」などと抱負を語った。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20091005-OYT8T00017.htm