■なぜレールガンはけんぷファーに敗北したのか?
まさかまさかの「けんぷファー>>>レールガン」でしたよ。
なぜレールガンは失敗したのか? 商業的にはもちろん、萌えとお色気でそこそこ成功するでしょうが。
しかし「名作」ではない。これに関しては完全にノーだ。
先ずアクション、けんぷファーの圧勝です。レールガンは予算をかけている割りに、なんか敵が予定調和にしょぼくて「水戸黄門臭かった」のは私だけでしょうか? やはり禁書目録のチート敵は魅力でしたよ。
けんぷファーは『sola』と同じ会社が作ってるらしく、構図とカメラワークがなかなか魅せます。
けんぷファー1話は、ストーリーもきちんと起承転結と感情表現ができている。
レールガンには、御坂と佐天の対立軸がほしかった。
例えば佐天が「御坂は無能力者を見下してる」と思い込んで御坂に絡み、御坂も売り言葉に買い言葉で受けて立つ。
そうして二人が険悪なときに銀行強盗が起こって〜というシーンに繋げば、対立してた二人が最後に互いを認め合うという、メリハリのあるストーリー構成になったと思う。
一言で、「慢心」してはいないか。作画が綺麗だから見れるけど、萌えキャラの牽引力だけで最後まで、だと残念ですね。