東根の女児ひき逃げ:被告に懲役8月を求刑−−地裁初公判 /山形
東根市で6月、当時4歳の女児がひき逃げされ一時意識不明の重体となった事件で、道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた、
同市沼沢、アルバイト、在日韓国人の今野美知子(本名・崔仙人)被告(61)の初公判が1日、山形地裁(伊東顕裁判官)で開かれた。
今野被告は起訴内容を全面的に認め、即日結審。検察側は懲役8月を求刑した。
検察側は論告で、「大けがを負った女児が道路に倒れ、車にひかれる危険を認識した上で逃走したことは極めて悪質」と指摘。
弁護側は「突然飛び出してきた女児をはね、言葉の通じない国で恐怖から起きた突発的なもの。反省もしている」と執行猶予を求めた。
起訴状などによると、6月20日午後7時10分ごろ、東根市野川の市道で軽乗用車を運転中に女児をはね、外傷性くも膜下出血など全治約1カ月の
重傷を負わせたが、助けずに逃走した。
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20091002ddlk06040022000c.html