生活保護の母子加算復活を求めた裁判・・・原告の女性「母子加算が復活したら沖縄の水族館に行きたい」

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★母子加算 復活に光

「復活すれば本当にうれしい」。生活保護費の老齢加算と母子加算の削減や廃止は憲法
違反だとして、県内の26人が減額処分の取り消しなどを求めた訴訟は、これまで棄却を
求めていた県などが30日、方針変更を示唆した。口頭弁論後にあった原告側の報告集会
では、厚労相が明言している母子加算の復活に向けて期待の声があがった。見通しの
立たぬ老齢加算の復活についても、政権交代による変化に望みを託した。

母子加算を受けていた原告の多比良(たひら)佐知子さん(46)=広島市=は、
高校や中学に通う3人の子どもと毎月約20万円の生活保護費で暮らす。4月に母子加算が
廃止された後は、「全く余裕がなくなった」。この日も、「復活されるまで安心できない」
と慎重だったが、「『沖縄の水族館に行きたい』という長女の夢をかなえたい」と笑顔を見せた。

http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000590910010001
口頭弁論終了後、報告集会で発言する原告団長加藤清司さん(中央)、右は原告の多比良佐知子さん=広島市中区基町
http://mytown.asahi.com/hiroshima/k_img_render.php?k_id=35000590910010001&o_id=9645&type=kiji.jpg