独女同士が集まると、好みの男性のタイプを話したりすることもある。そのときは「俳優の○○みたいな顔で、裏原系のオシャレ、
それでメガネが似合う人がイイ!」とやたら細かく条件を言っていたのに、実際に付き合う男性は全然別というケース、
よくある話なのではないだろうか。確かに理想は理想でしかないし、そもそもタレント級に美形でオシャレな男性がそんなにいるわけない。
「心身ともに健康で、オシャレすぎずダサすぎない人がタイプ」と語るのは、カヨさん(37歳)。タイプの条件としては、ごくふつうのように感じるが、
「フツーすぎてすでに相手がいる」ことが多く、なかなか出会えないそうだ。「飲みの席とかで理想のタイプを話すのは、たとえばどんな映画が好きか?
みたいな、話題のひとつでしかないと思う。だから、『俳優の○○くんみたいな子ってイイよね〜』って言うのは、ある種のパフォーマンス。
実際には、口では表せない感覚的なもので決めてるんじゃないかな」
今回、協力してもらった女性たちに「どうして全然タイプと違う人と付き合おうと思ったのか?」と聞いてみると「なんとなく……」という答えが多く返ってきた。
カヨさんはさらに続ける。「そういう意味でいえば、好きな映画の話しをしていて『ツウっぽい作品をあげると一目置かれる』みたいに、本音ではなくて、
理想の男性のタイプも自分が良く見えるように話してる、みたいなところはあると思う」
逆に好きなタイプを本音で話し、理想通りの男性と出会い、交際を続けているという恵さん(27歳)にも聞いた。
「誰かに好きなタイプを聞かれたら、『細身でメガネをかけていて、白衣が似合う人』と言ってました。そしたらある日、そのときの話を聞いていた友人が、
理想の人を紹介してくれたんです。外見はほぼ理想通り、ちょっとミステリアスな性格は予想外でしたが、それがまた良くて」
恵さんは彼と今でも交際中。公言したことで、理想通りの相手に出会えた恵さんにとって、タイプは「自分のプロフィールの一部」と語る。
公言したことがきっかけであって、やはりタイプの人に出会えることは偶然だ。こういうのが、いわゆる“運命”というのだろうか?
http://news.ameba.jp/dokuzyo/2009/09/46293.html