JR名古屋駅付近で男性を誘い、組織的に売春を周旋していたとして、愛知県警は27日、
名古屋市中村区森田町1丁目、売春クラブ経営小池悦子容疑者(69)ら60〜70代の男女
5人を売春防止法違反(周旋)の疑いで逮捕し、発表した。
中村署などによると、5人は今年6〜8月に3回、JR名古屋駅の西側付近を歩く男性会社員ら
を誘い、近くのホテルで20〜30代の女性に売春させた疑いがある。
ほかに逮捕されたのは、いずれも同区内に住む無職の、吉田暁美(68)、倉田昭(66)、
友田幸江(74)、牛若みよ子(60)の4容疑者で、小池容疑者のもとでそれぞれ役割を分担していた。
吉田容疑者は売春をする女性の待機場所として自宅を使わせ、倉田容疑者は女性をホテルまで
送る運転手役。友田、牛若両容疑者は路上で男性に声をかけて誘う「ポン引き」と呼ばれる役だった。
5人は今年3月ごろから組織的な売春の周旋を繰り返し、約1700万円を売り上げていたとみられる。
小池容疑者は県警の調べに対し、「『ポン引き』が生計をたてなくてはならず、(組織を)まとめてくれ
と頼まれてやった」などと話しているという。
http://www.asahi.com/national/update/0928/NGY200909270015.html