臼井さん、妻と同じ新興宗教の熱心な信者だった 宗教施設に土地も提供 入信反対の母と頻繁にケンカ

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1 ノイズn(関西地方)

母親は臼井さんについて「妻に聞いてください」とだけ話したが、夜に帰宅した妻は無言のままだった。
母親は知人に「息子はもう生きていないかもしれない」などと話し、心配していたという。

 近所住民によると、臼井さんと妻は同じ新興宗教の熱心な信者で、多額の寄付も行っていたという。
自宅の隣にはその宗教施設もあり、「土地も臼井さんが提供したと聞いている」と話した。
別の住民は、この新興宗教をめぐって、入信を反対する母親と臼井さんが
「たびたび口論になっていたようだ」と話した。
家族間にあった不和が原因で、家を出た可能性も考えられる。

また別の住民は「大変な人気作品を抱えており、行き詰まって気晴らしに出掛けたのではないか」
などと話していた。

 連載中の「まんがタウン」を発行する双葉社の担当者も心配している。
担当者は「旅行の際にはいつも行き先を教えてくれた。連絡が取れなくなったのは初めて」と話した。
最後の電話連絡は、行方が分からなくなる2日前の今月9日。観劇した舞台の感想などを話していたという。
連載用の原稿は数カ月先のものまで出稿されており、休載の予定はない。

 臼井さんは人気漫画家だが、メディアには一切登場していない。
「クレヨンしんちゃん」が絶大な人気を獲得したこともあり、
「夢を売る仕事なので自分はマスコミに出ない方がいい」と露出を控えている。
連載が始まって10年後の00年には納税額が約2800万円を超える高額納税者でもある。

http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK200909170011.html