http://www3.nhk.or.jp/news/k10015464461000.html 地震などで多くの被災者が出た場合に、通信機能を備えた特殊なペンや通信衛星を使って災害現場との間で情報をやり取りする国内で初めての訓練が千葉県印旛村の病院で行われました。
訓練は、東京湾を震源とする震度6強の地震で、大勢のけが人が出たという想定で、日本医科大学千葉北総病院が、JAXA=宇宙航空研究開発機構の通信衛星を使って国内で初めて行いました。
災害現場を想定した体育館で、消防隊員がけが人の容体を見て、「トリアージタグ」という小さな札に、特殊なペンを使ってけがの程度などを書き込みました。
このペンには通信機能が備えられていて、ペンの動きを基にした情報を送信することができます。また、病院では、携帯式の情報端末に診察結果を入力する訓練が行われました。
トリアージタグのペンで送られた情報や情報端末に入力されたデータは、通信衛星を介して直ちに災害対策本部に送られました。
どの程度のけが人がどこに集中しているかなどの情報を対策本部で把握し、どの病院に運ぶかなどを効率的に行えるということです。千葉北総病院救命救急センターの益子邦洋センター長は「大規模な災害の際、一つの医療機関にけが人が集中していては、十分な治療ができない。
現場の情報を集約して搬送先をうまく分散できれば、適切な治療につながる」と話していました。
依頼
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/news/1252586643/304