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662 ポレオニウム・ボレアレ(大阪府)
中国が打ち上げ失敗した人工衛星、寿命が5年短縮


中国国家航天局(CNSA)は9月11日、8月31日に打ち上げ失敗したインドネシアの通信衛星「パラパD(Palapa-D)」について、静止軌道へ遷移したと発表した。

発表によると、9月1日から9月7日にかけて軌道変更の復旧作業を実施し、9月9日に静止軌道への移行が確認された。
ただ、軌道変更には「パラパD」の燃料を使用したため、「パラパD」の耐用年数は従来の15年から10年程度に短縮されたという。

なお、「パラパD」は9月末にインドサット社に引き渡される見込み。

「パラパD」は8月31日、「長征3号乙」ロケットによって打ち上げられたが、「長征3号乙」3段目の2回目の燃焼で異常が発生し、
所定に静止トランスファ軌道に投入されなかった。

「パラパD」はタレス・アレニア・スペース社の衛星バス「4000B3」をベースに、
24本のCバンド・トランスポンダ、11本の拡張Cバンド・トランスポンダ、5本のKuバンド・トランスポンダを搭載し、
今後、インドネシア、東南アジア諸国、中東、オーストラリアなどに、衛星通信やテレビ放送などを提供する予定。

“Palapa-D”衛星定点成功
http://www.china-spacenews.com/n435777/n502211/61427.html

http://www.sorae.jp/030901/3288.html