おまえら家計簿つけろよ いろいろと捗るぞ
レシートをスキャンしてデータ入力、メディアドライブが家計簿ソフト発表
メディアドライブは2009年9月11日、スキャンしたレシートを読み取ってデータを自動入力する家計簿ソフト「やさしく家計簿」を発表した。
ソフトには小型のスキャナーが付属。レシートを読み込ませると、店舗名や品名、価格、合計金額などが各欄に入力される。
価格は1万7640円で、2009年 10月9日に発売する。
やさしく家計簿は、同社のOCR技術を搭載。スキャンした画像に対して文字認識を実行し、データを項目別に自動入力する。
「家計簿ソフトには興味があるが、データ入力が面倒だと感じている人が多い」(同社)ことから、OCR技術を使って入力の手間を
減らしたという。法人電話番号辞書も備え、レシートに店舗の電話番号が記載されていれば、店舗名を照合して入力できる。
ただ、すべてのレシートが完全に読めるわけではない。レシートのデザインによっては認識率が低いものもある。
例えば品名が半角カナで書かれているものなどは認識が難しいという。
こうしたケースについては「今後アップデートなどで改良し、認識率を高めていく」(同社)予定。
スキャンしたレシート画像は保存されるため、ユーザーが目で見て確認しながらデータを修正することも可能だ。
レシートをスキャンして家計簿データを入力する仕組みは、学習研究社が運営するコミュニティサイト「kurasse」の
「家計応援くらぶ」が 2007年からサービス提供していた。メディアドライブは同サービスの提供に携わっており、
今回やさしく家計簿としてパッケージソフト化した。 kurasseは、やさしく家計簿の監修を担当している。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20090910/1018477/ http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20090910/1018477/ph1.jpg http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20090910/1018477/ph2.jpg