流木がゴンッ!「うわー!!」

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1 ジャーマンアイリス(東京都)

枕崎の漁船が流木に接触 けが人なし 10管が調査

第10管区海上保安本部は8日、枕崎市漁協所属の漁船凪(なぎ)II(7.3トン)=松野下耕作船長(67)1人乗り組み=が流木に接触、プロペラシャフトを損傷した、と発表した。
松野下船長にけがはなかった。
10管は、トカラ列島西方沖海域で大量に見つかった木材の一部だった可能性もあるとみて調べている。

枕崎市漁協によると、漁船は6日午後2時50分ごろ、枕崎市の南約100キロの海域で、カツオやキハダマグロなどの操業の帰りに流木に接触、シャフトが曲がるなど被害を受けた。
船底に流木が当たる音と振動が2回あり、微量の浸水もあった。松野下船長は周辺に木材が浮かんでいるのを確認したという。
7日に報告を受けた同漁協は、組合員への注意喚起を強化した。

一方、10管は8日、屋久島北西で約300本、高速船の航路周辺で3本、屋久島南西で約120〜130本の木材を確認した。
9日以降、同航路周辺にさらに多くの木材が流れることが予想されるとして、調査範囲を約35キロ東に移動し、航空機や巡視船2隻で調査と回収作業を行う。

さらに10管と県が木材回収のため九州地方整備局に派遣を要請した清掃兼油回収船「がんりゅう」は9日午後、作業海域などを確認した後、10日から作業を始める。
回収した木材は船上で裁断し枕崎港まで運搬する。

南日本新聞
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=19216
周辺海域図
http://www.373news.com/_photo/2009/09/20090909S00-300.gif