新型インフル対策、学級閉鎖に備え家庭学習用の教材準備/川崎
新型インフルエンザの流行で学級閉鎖などの措置を取る学校が増える中、川崎市立の
小中学校では、同市教育委員会の通知を受け、休業時の家庭学習用に独自の教材を
準備する取り組みを始めた。休業となった学校では、既に自主課題などの位置づけで活用している。
同市教委は今年5月の段階で通知を出し、各校独自の準備が難しい場合の支援体制も
整備していた。学年末に長期休校になれば年間カリキュラム全体への影響が懸念されており、
流行の「第二波」に備えた対応を急いでいる。
夏休み明けの8月31日に1週間の学校閉鎖を決めた市立南生田小学校(多摩区南生田3丁目)は
同日、学校閉鎖を知らせる学年通信と、学年ごとの家庭学習用の教材を準備。9月1日に教員が
全児童の家庭を訪問して配布した。教員が教材用として作成していた計算練習プリントや、
漢字ドリルのコピー、「都道府県名を漢字で書けるように」などといった課題を用意したが、児童らの
健康管理が最優先として、あくまで自主課題という位置づけ。課題の内容も復習という性格が強い。
1・2学年を閉鎖した市立京町小(川崎区京町1丁目)では、A型インフルエンザに感染する児童の
増加を受けて、家庭学習用の教材をあらかじめ準備。閉鎖前日の1日に、子どもたちに教材を
手渡した。
以下ソース
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivsep090959/