富野由悠季「ゲームは地球を滅ぼしかねない悪。そうでないという知恵があるなら見せてほしい」

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1 ヒメオドリコソウ(dion軍)

「慣れたら死ぬぞ」富野由悠季氏がゲーム開発者にたたきつけた挑戦状
「おまえらと一緒に仕事をやりたいから」ゲームへの富野氏の期待とは?

日本最大規模のゲームカンファレンス「CESA Developers Conference(CEDEC) 2009」の2日目、
パシフィコ横浜のメインホールは早朝から長蛇の列ができていた。
9月2日の富野由悠季氏の基調講演を聞くため、開場30分以上前からゲーム開発者達が並んでいたのだ。

■ ゲームは地球を滅ぼしかねない悪。そうでないという知恵があるなら見せてほしい

(中略)

「電子ゲームが恐いのは、ゲームというのを一般化しすぎたところではないかと僕は思っています。
30億人のプレーヤーがゲームをしていれば生産活動が止まります。生産活動を止める人が100億になったら、
地球は滅んでしまう。顧客開発というのは地球を滅ぼす言葉になりかねません。
この言葉に対して、『私が関与しているゲームはそうではない』と言い切るゲームを作ってほしいと思います。
私は、人類は知恵があると信じています。その知恵があるなら、時間を消費しないですむゲームを作ってみてください、
それはきっと無理でしょうね」。富野氏の激しい言葉に、会場はしんと静まりかえった。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20090903_312670.html