流通大手の「セブン&アイ・ホールディングス」は、景気悪化で消費低迷が続いていることから、傘下のスーパー「イトーヨーカ堂」の20近い店舗を閉鎖する方向で検討することになりました。
セブン&アイ・ホールディングスの来年2月期の決算は、景気の悪化や天候不順の影響で「イトーヨーカ堂」などのスーパー事業の営業利益が当初の計画の半分以下の150億円にとどまる見通しです。
このため、セブン&アイは、老朽化が進み不採算になっているイトーヨーカ堂の店舗を閉鎖することになりました。
具体的には、長野県、宮城県、静岡県、北海道にあるあわせて4店舗を今年度中に閉鎖し、このほかに15店舗の閉鎖を検討するとしています。
また、都市部の不採算店舗をディスカウント店などに業態転換する方針です。
景気悪化による消費低迷で販売不振が続いている大手スーパーでは、新規の出店を控えたり小型店を出店したりするなど、従来の出店計画を見直す動きが広がっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015236581000.html# 依頼360