犬の駅長が駅前で火葬に/岩手

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1 ノゲシ(京都府)

犬の名誉駅長マロン天国に IGR奥中山高原駅

 思い出を残して永遠の旅立ち−。かわいらしい犬の名誉駅長として親しまれた一戸町のIGRいわて銀河鉄道・奥中山高原駅の
「マロン駅長」が8月29日、気管支炎のため急逝した。9歳だった。31日に駅前で火葬が行われ、約30人が地域活性化に
貢献した人気者との別れを惜しんだ。

 マロン駅長は委託駅員の本木ヨコさん(65)=同町奥中山=の飼い犬で、ヨークシャーテリアの雄。駅利用者をホームで見送り、
窓口カウンターに座る愛らしい姿が人気となり、昨年6月に名誉駅長に就任した。

 その姿は瞬く間に全国に広がり、各地から多くのファンが駅を訪れた。携帯ストラップなど関連グッズの売り切れも相次ぎ、
地域は「マロン効果」で大いに沸いた。

 大活躍のマロン駅長も5月末ごろからせき込み始め、治療を重ねながら8月28日まで懸命に勤務を続けた。
そして29日午後3時ごろ、本木さん宅で静かに息を引き取った。

岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2009/m09/d01/maron090901.JPG
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090901_7