http://www.cinematoday.jp/cat/selfish(10点満点)
6点 3点 3点 4点 3点
第1章はファンシーな映画『CUBE』といった感じで、そこからのあの展開は意外。
第2章で、あんな形に発展していくのもなるほどって感じ……って、ホント回りくどいが、
情報公開の制限が厳し過ぎるせい。映像が面白いから、公開してもネタばれにはならないと思うが。
全体的に爆笑ではなくて、ゆるい感じの笑いなのが現代的。ただし、DVDでちょうどいい。
劇場でわざわざ観る意味はないような気も。 (6点)
不可解なタイトルは……観たら、あっさり納得。そんなに深い意味はない。
この映画を観て率直に感じたのは、松本人志という人は自分が大好きなんだなーってこと。
映画という媒体を使った、芸人・松本のパフォーマンスクリップというノリなので、
彼の笑いがツボの人なら、そこそこ楽しめるとは思う。でも、いくらネタが積み重なっても、
予想外の驚きには至らない。 (3点)
始めに断わっておくが民放受信不可能な難視聴地域に住む、テレビを見ない身なので、
その世界で活躍しているこの監督の芸風については不勉強で申し訳ないが無知。
おかげで、先入観ナシで映画に向き合えたのだが、これは意味不明だったなあ……。
下ネタは嫌いじゃないし、前衛にも寛容だが、笑えないし、何を訴えたいのかよくわからない。
自分はこの映画に入場料を払いたいとは思わない。 (3点)
個室に閉じ込められた松本人志ふんする男がそこから出ようと、あれこれ試しバカバカしくも頑張る。
密室から出るため、命懸けになる『CUBE』シリーズとは大違い。個室に閉じ込められた主人公よろしく、
観客が映画を観て途方に暮れる様子を監督は楽しんでいるんじゃないかと思ったが、どーでしょう (4点)
2作目はどういう戦法でくるのかな? と興味はあったが、奇抜なアイデアも尻つぼみで凡庸な
オチにがっかり。もっとあれこれ練ってから2作目を撮ってほしかったが、
何を急いで作る必要があったのだろうか? (3点)
http://www.cinematoday.jp/cat/selfish