故ケネディ氏は「最も偉大な上院議員」と オバマ大統領
(CNN) 米民主党の重鎮だったエドワード・ケネディ上院議員(77)の死を受け、オバマ大統領をはじめとする政治家が哀悼の意を表した。オバマ大統領は、「我々の時代の、最も偉大な上院議員だった」と、その業績を称えた。
オバマ大統領は、「半世紀にわたり、公民権関連の立法化から保健、経済にいたるまで、文字通り米国民のために働いてこられた。上院における賢明な助言は、高く評価できるものだった。昨年の大統領選時に接した彼の信念と力強い支えが、特に心に残っている。
命に関わる病と闘う勇敢な姿からも、激励と英知を受け取った。我々の時代がひとつ、終わった。我が国は、倒れたきょうだいの後を継いだ、
偉大な指導者を失った。彼こそ、我々の時代の、最もすばらしい上院議員だった」とする声明を発表した。
また、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領は、「ケネディ議員が亡くなったという知らせを受け、(妻の)バーバラとともに、深い悲しみに包まれている。
長年にわたり、政治的には意見は一致しなかったが、公務に対する確固たる信念は、いつも尊敬していた」と語った。
また、故ケネディ議員の姪(めい)マリア・シュライバーさんと結婚した、アーノルド・シュワルツェネッガー・カリフォルニア州知事は、
「テディおじさんの死に、マリアもわたしもうちひしがれている。『上院の獅子』と世界に知られた、社会正義のチャンピオンだった。さらには、
我が一家の要石であり、愛する父、夫、おじだった。信念の男だった」と悲しみを述べた。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200908260027.html