県、女性主査を懲戒免職に 酒気帯び運転で物損事故
県は24日、酒気帯び運転で物損事故を起こし秋田東署に摘発された県産業経済政策課の黒澤佳代子主査(41)を懲戒免職処分とした。
県人事課によると、黒澤主査は7月16日未明、秋田市の市道で、酒を飲んで乗用車を運転した。
左カーブを曲がりきれずに車道脇の遊歩道を横切り民家の敷地に進入。遊歩道の車止めを倒し民家の灯油タンクに衝突する事故を起こした。
駆け付けた署員が調べたところ、呼気から1リットル当たり基準値を超える0・57ミリグラムのアルコールが検出された。
黒澤主査は前日の夜から同課の職員と秋田市内で飲酒し、帰宅途中だった。自宅から約30メートルの地点までは代行車を利用したものの、
その後は自分で運転した。人事課の調べに対し「なぜ運転しようとしたのか分からない」と話したという。
摘発後、県公安委員会から免許取り消しの処分を受けている。
県は2003年5月から、飲酒運転で摘発された職員を原則として懲戒免職処分としており、今回で7人目。
管理監督責任を問い、産業経済政策課課長(55)と班長(46)を訓告とした。
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090825b