デートのせいで精神を病んだ? 行き先を任せ続けた中国の男性に悲劇。
愛する彼女とデートをするのは楽しいが、デートの行き先を決めるのはなかなか難しいもの。
お薦めのレストランやレジャースポットを探し、予算に見合うかどうか、アクセスが便利かどうか、
雰囲気は落ち着いているかどうかなど、さまざまな要素を考慮した上で決定しなければならないからだ。
しかし、だからと言って、デートの行き先を決めることを完全に放棄してしまうのは、問題を引き起こす元となるのかもしれない。
今回紹介する中国の男性は、彼女に連れられるまま不本意なデートを繰り返していたことが原因で、精神を病んでしまったという。
中国の「新文化網」によると、この男性は重慶で暮らす呉城さん。
呉さんと彼女は交際を始めてすでに2年が経つそうだが、デートの行き先はほとんどがマーケット巡りだ。
呉さんの彼女はマーケット巡りが大好きで、中でも地下マーケット巡りを愛していたのだという。
呉さんは1週間の内に5回程度、毎回2〜3時間のマーケット巡りに付き合っていた。
このペースからすると、ほぼ毎日どこかしらのマーケットに顔を出していたことになる。
しかし、呉さん自身はマーケット巡りにはまったく興味がなく、彼女の意に沿うまま渋々……という具合だった。
デートの場所はともかく、こうしたデートのパターンはよくある男女の話なのかもしれないが、
このカップルに起きた問題は、マーケット巡りを続ける呉さんの言動が次第におかしくなってきたこと。
マーケット巡りの途中、突然1人で先に帰宅したにも関わらず、そのことを彼女に指摘されると「2人で一緒に帰った!」と本気で反論してきたり、
自分の着ている赤色のTシャツの色を青色と勘違いしたりと、かつては見られなかった症状が次々と現れたという。
呉さんの母親の話では、呉さんはかつて「いつも街歩きばかり。ケータイを壊して無人島で暮らしたい」とグチをこぼしていたそう。
日々の仕事のストレスに加え、毎日課せられるマーケット巡りが、呉さんの精神を少しずつ蝕んでいったようだ。
略
http://news.livedoor.com/article/detail/4310539/