夢いちごの郷友の会がパプリカアイス開発

　宮城県山元町の農業者団体「夢いちごの郷（さと）友の会」が、地元産のパプリカを使った「パプリカアイス」を開発した。
２年前に開発した「いちごアイス」に続くご当地アイスクリームの第２弾。
友の会が運営する同町高瀬北沼の農産物直売所「夢いちごの郷」で２３日に売り出す。

　パプリカアイスは赤と黄色のパプリカを使った２種類。パプリカの香りと甘さが口の中で広がる。
赤パプリカのアイスは乳脂肪分が多くてクリーミーで、黄パプリカのアイスはさっぱりしている。

　パプリカは友の会会員が減農薬で栽培した。小ぶりで産直販売に適さないＢ級品を有効活用する。
アイス製造は石巻市の菓子店「風月堂」が手掛けた。
　友の会の菅野孝雄会長は「パプリカ嫌いの子どもでも喜んで食べてもらえると思う」と話している。
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