ホンダ耕運機５０周年イベントで苺の苗植え体験

　オフィス街に畑が出現−。ホンダの耕運機発売５０周年を記念し、野菜作りが体験できる
「親子家庭菜園教室」が２１日、同社本社（東京都港区）前の展示スペースで始まった。
小型の耕運機を使って約１０坪の畑を実際に耕すことができ、イチゴの苗植えも体験できる。
３０日まで開かれている。
　初日の午前中は１０組の親子が来訪。ある男性会社員（３７）は４歳の長男と一緒に訪れ、
実際に耕運機を使って畑を２周し、照りつける日差しの下、「簡単に耕せる」と汗をぬぐっていた。
　ホンダによると、食の安全意識の高まりに加え、団塊世代の趣味として、自ら野菜を育てる人が年々増加。
初心者にも扱いやすい小型耕運機の販売が堅調だという。
　特に、家庭用カセットガスを燃料に使い、誰にでも手軽に扱うことができる同社の「ピアンタＦＶ２００」は、
今年３月の発売以来、約半年で年間目標の６０００台に届く勢いという。
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