高齢化するニート 35歳以上のニートとか親が死んだらどうすんの・・・?

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1 フサアカシア(catv?)

【ゆうゆうLife】高齢化するニート 中年層対策、国も模索 (1/2ページ)

 さまざまな原因で求職活動をしないニートに、“高齢化”の兆しが見られる。両親に経済的な支援を頼りながら生活し続けるうちに30代後半〜40代に突入してしまい、
今度は両親が病に倒れ、家族が崩壊寸前に陥るケースも出始めている。厚生労働省は今春、ニート支援の対象年齢を35歳から40歳までに引き上げ、
中年層ニートへの対策を模索し始めた。            
       ◇

 千葉県船橋市の荒井均さん(41)は、ニート歴が約20年と長かった。
 「高校受験に失敗し、自分の部屋に引きこもるようになった」という均さん。戦車などの軍事関係には興味があるものの、友人はおらず孤立化していた。
 両親は均さんを心配し、何度も働くよう促してきた。しかし、均さんは生活を変えられなかった。両親は均さんに、
部屋や3食の食事の提供など生活支援もし続けてきたが、母は平成4年にがんで死亡。18年には父がやはりがんで寝たきりになり、間もなく他界した。

 両親に代わって均さんを支えるようになったのは自営業の兄、敏夫さん(50)だった。「父の介護は辛(つら)くて、
『今、死んでくれたら…』と思うこともあったほど。父が他界したら今度は弟の世話。
音を上げそうになったのを助けてくれたのが支援機関だった」と、敏夫さんは振り返る。

 たまたま、ニートの若者に自立を促してくれる「若者自立塾」のことを放映しているテレビ番組を見た。
3カ月間の集団生活を通じて生活のリズムを整えてくれるという。さっそく近くのNPO法人「ニュースタート事務局」(同県市川市)を探し、申し込んだ。

 ニュースタート若者自立塾の村上俊・実施責任者は「両親は何十年も子供の顔を見ないで食事だけ部屋に運び、将来の話すらしないため、
子供はずるずると長くニート状態を引きずってしまう傾向にある。一方で、最近は派遣切りなどにあい職を失った中年層が、
なかなか職を見つけられず、そのままニートになってしまうのでは、と心配した親御さんからの相談が増えている」と話す。


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