ＦＨＦＡロックハート「2000億ドルも用意したのにファニーとフレディに全部取られちゃいそうだよHAHA」

米ファニーとフレディ、2000億ドル全額引き出しに接近も−ＦＨＦＡ

８月14日（ブルームバーグ）：米連邦住宅金融局（ＦＨＦＡ）は、住宅価格がピーク時から40％下落した場合、
政府管理下にあるファニーメイ（米連邦住宅抵当金庫）とフレディマック（連邦住宅貸付抵当公社）は2000億ドルの
信用枠の資金をほぼすべて引き出さざるを得なくなるとの見方を示した。

ＦＨＦＡのロックハート局長は14日、米経済専門局ＣＮＢＣのインタビューで、住宅価格の40％下落の可能性に触れ、
「これまで実施したほとんどのストレステスト（健全性審査）で両社は2000億ドルを使い切っていないことは分かっているが、
そうした数字となれば非常に近づくのは確かだ」と述べた。

ファニーとフレディは昨年11月以降、956億ドルの公的資金支援を要請した。

米スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）とケース・シラーが発表した住宅価格指数（季節調整前）によると、
米主要20都市の住宅価格は2006年７月以降32％下落した。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003002&sid=avbuQ65TNT1E