森山氏、出馬への意欲は「ない」 事実上の引退表明
衆院選の栃木3区での立候補を辞退した自民党の森山真弓元法相(81)は8日夜、
宇都宮市で記者会見し「(比例名簿に登載は)ないと思う。自分から求めていくことはしない」と述べた。
さらに今回の衆院選で立候補する考えはあるかとの問いに「そんなことはない」として、事実上の政界引退を表明した。
自民党の菅義偉選対副委員長は同日、比例代表での公認について森山氏が「73歳定年制」に抵触することを踏まえ
「最初から比例代表は党の内規に基づいて公認していない」と明言した。
森山氏は東大卒。旧労働省婦人少年局長などを経て1980年の参院選で初当選し3回連続当選、
96年に衆院に転じた。第1次海部内閣では女性初の官房長官となったほか、文相(当時)や法相などを歴任した。
森山氏は西川公也氏と交代で栃木2区と比例代表北関東ブロックで立候補してきたが、
今回は西川氏が栃木2区から立候補する。
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009080801000893.html