俺、この戦争が終わったら故郷に帰ってルイズちゃんと結婚するんだ！！

平和のための信州・戦争展：体験発表や映画　佐久であすまで　／長野

「第２１回平和のための信州・戦争展」が３１日、佐久市の野沢会館で始まった。県内４
地区を持ち回りで毎年開催、２日まで体験発表や朗読会、映画上映、各種展示がある。

　３０以上の団体でつくる佐久地区実行委員会が主催。「未来・希望−知ってる？平和の
つくりかた」をテーマに、過去の戦争、今も世界で起こっている戦争・紛争を紹介し、平
和について考える企画。

　初日は「おとなになれなかった弟たち」「第五福竜丸」の朗読劇や、軽井沢町大日向の
坂本幸平・レエ子さん夫妻、小須田愛子さんが涙ながらに語った「満蒙開拓の体験」と作
家の井出孫六さんによる「ドイツと日本の戦後」の講演があった。

　会場には、写真パネルや戦争遺品の展示ブースを開設。参加コーナーでは、主婦が「平
和を願う千人針」を１針１針刺していた。

　１日は小諸東中演劇部の詩と朗読「あの夏を語る」、シベリア抑留体験の発表のほか、
映画「草の実」、ＤＶＤ「基地はいらない」の上映などがある。

http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090801ddlk20040045000c.html